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おおきに～。

風呂敷専門店むす美　東京の沼田です。

むす美では9月に新作5シリーズを発表しました。

そこで、気になる新商品について、

弊社の開発担当者にインタビューをしました！

普段聞くことのできない【新作ふろしき誕生秘話】、

こちらのブログで順次ご紹介しております。

今回は【福むすび】の新作について

開発の大橋に話を聞いてきました。

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リニューアルした「福むすび」新柄にこめた"二重の"思い

――吉祥文様柄のリバーシブルで人気の「福むすび」シリーズですが、数ある吉祥文様から、どういった経緯で今回の文様に決まったのですか？

大橋）今回は「さくら／青海波」、「ひょうたん／うろこ」、「梅／松・竹」の３パターンです。

福むすびはたくさんの福を招き、人と人を結ぶおめでたいふろしきとして誕生し、今回リニューアルを致しました。

表・裏それぞれの文様には古くからの意味があり、両面の柄の意味が合わさって、より想いが込められためでたい柄に仕上げています。今回も表裏の柄の関係性は、とても意識してデザインしました。

「さくら・青海波」

――「さくら・青海波」はありそうでなかった組み合わせですね。桜の枝に、さり気なく２羽の鳥がいますが・・・。

大橋）桜の文様には、"桜咲く"から連想される「大願成就」の意味合いと、「良縁」の意味合いがあります。良縁の意味を込めて、鳥のつがいをデザインしました。

さり気ないので、見つけてちょっと嬉しくなってくれたらいいなと思います♪

桜と、「未来永劫」の願いが込められた青海波の組み合わせでは、「成就したことが、ずっと続いていきますように」という想いが込められています。

「ひょうたん・うろこ」

大橋）「ひょうたん・うろこ」は、今年は新型コロナウィルスや災害など様々な不安が渦を巻く年なので、安心と明るい未来を訪れることを願った厄除けの意味がある柄をデザインしたいと思いました。

大橋）「ひょうたん」は"瓢箪の中に入れた種は必ず芽が出る"ということから、「幸福や成功のチャンスが巡ってくる」文様、また「無病息災」の意味合いがあります。

「うろこ」は三角形が連続する様子を魚や蛇の鱗に見立て、"脱皮を繰り返して大きくなる"ことから、「厄を落として再生する」という意味があります。

――"厄を落として、無病息災でいられて、何かのチャンスが巡ってくる"となると今のご時世、特に持ちたくなりますね！！

ひょうたんの中には梅の花が描かれています。

大橋）福岡の大宰府天満宮では"天神様の梅の木の下で瓢箪の酒を酌み交わすと厄を免れる"といわれているそうです。厄除け祈願に参拝される方も多いそうで、瓢箪の中に梅の花をデザインしました。

――ギフトなどでも喜ばれそうですね。

「梅・松竹」

――代表的な吉祥文様である「梅・松・竹」ですが、２面しかないのに松竹梅全部が入っているということですか？

大橋）片面は「梅」、もう片面には「松皮菱」の文様です。

「松皮菱」は松の皮を図案化した文様で、家紋にも使用されるなど古くからある文様です。その中に「竹」を組み合わせました。

大橋）この風呂敷は表裏合わせて松竹梅となっており三種類とも寒さに耐えるところから、「歳寒の三友」とよび、めでたいものの慶事として使われてきました。

――どの文様も、意味を知ると心強くなりますね。

開発担当者からのメッセージ

大橋）今回からパッケージをPP(プラスチック製)袋から紙の帯にエコ化しました。

帯の裏面にも文様の意味合いが記載されていますので、贈り物の際には参考にしていただければと思います。

皆さまに福が舞い込みますようにと、思いを込めてつくりました！

両面の柄がみえるように包むとより素敵に使っていただけるかと思います。

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「ふろしき誕生秘話」

また次回もお楽しみに～！

今回ご紹介した「福むすび」

ご購入はこちらから。

新作商品、続々入荷中です！

是非オンラインストアや店頭にて、是非チェックしてみてください♪

以上、風呂敷専門店むす美の沼田でした。

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