『平包み』は包み方の中でも最もシンプルで、「贈答」という響きが似合う美しい包み方です。一度結ぶとほどかねばならない結び目は作らず、いつまでも解けることのないおつき合いを……と願うカタチともいえるでしょう。 シンプルだからこそ贈る人の品性や真心を映し出す気がします。 ここではそんな『平包み』の包み方をご紹介いたします。
今回は主柄(おもがら)のある風呂敷を例に平包みの包み方をご紹介します。
まず、風呂敷を裏返して、左図のように主柄を自分から最も遠くなるように広げます。
包む物を風呂敷の中央に置きます。
風呂敷は広げた対角線が包む物のおよそ3倍程度のものを選びましょう。
手前の端を向こう側へ移動するように対象物を包みます。
次に左側を右側に重ねます。
右側を重ねる場合もそうですが、左右の端を折る時は、内側のたるみを軽くつまみあげて一緒に折り込むと、角の処理が美しく仕上がります。
左側と同じ要領で右側も重ねます。
主柄が美しく見えるよう、向こう側から手前に重ねます。
最後に余った端を下側に折り込んで全体の形を整えたら完成です。