むす美・和の美
2008 Vol.1「初結び」
“むす美”の名前にちなみ、お正月京都で「結び」を探してきました。
お屠蘇の前にいただく、「大福茶」には結び昆布を入れます。
お節の「昆布巻き」ももちろんです。
家々のお玄関には、「注連縄」、「根引き松」のお正月飾りがされ初詣の神社には、新しい青竹で「垣根」や「蹲(つくばい)」が化粧直しされていました。
新年の「おみくじ」もたくさんの人の願いを託して結んでありました。
日本人の大切にしてきた新年の行事。そこには”結び”がたくさんありました。
日本人と”結び”の関係には、長い歴史の中で育んできた大切なものが秘められていそうです。
「結ぶ」という言葉の語源「むす」は、苔が“生す”や、お饅頭を“蒸す”というときにも使うように“成長して大きくなること”を意味し、形のないものを形づけ、形成することが“むすぶ”です。果実が実をむすぶと表現したり、ご飯を握って形作ったものを「おむすび」というのも関連があるようです。(「日本における結びの文化」熊倉功夫著より)
日本人の暮らしの中に深く関っている「結ぶ」を通して、日本人の精神性をも垣間見ることができるのは興味深いことですね。
私たちも“むす美”の名前を大切にし、今年も一人でも多くの皆様とご縁を結ばせていただきより一層成長していきたいと存じます。
本年もよろしくお願いいたします。