2013年1月

2013年1月

2013年1月10日 11:05

むす美ふろしき公募展☆タイムトラベル～その１～

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おおきに～☆　　風呂敷専門店「むす美」　事務のヤマグチです☆

現在　作品募集中の『第８回、むす美ふろしき公募展』ですが、

いよいよ　来月、２月２３日には公募作品の締め切りです★

そこで、今日から締め切りの２月２３日まで、昨年度「第７回、むす美ふろしき公募展」

各賞受賞作品のご紹介と、過去応募作品の中から、ヤマグチの印象深かった作品

をご紹介していきたいと思います★

今回ご紹介するのは、「第７回、Ｒｕｅ　ｄｅ　Ｒｙｕ賞」　受賞作品、エッセイになります★

リュー・ド・リュー賞

「風呂敷についておもうこと」

私が一風呂敷ファンとして、フランスでやっていることは「風呂敷って何ですか？」と聞かれたときに「折り紙の布版です」と答えるようにしている。そうするとすこぶる反応が良い。というか、残念ながら今のところ、風呂敷という言葉の浸透度は極めて低い。発音の難しさもあるのだが「折り紙」Origami, が言葉としてのフランス語化にこれだけ成功しているのなら、実用も兼ねた風呂敷が愛されないわけがないと思っている。
　芸術を高等や庶民として分けること自体ゲスい話なのであるが、極端にいうと、西洋には「庶民芸術」という日本が誇れる豊かな芸術が貧しいように思う。日本のように、普通の農民や、市井の労働者が花見や紅葉狩りで、自然を愛でたり、月を見たり、花を生けたりする習慣がなく近代化したからか、「花見ピクニック」の意味を教えるだけで「風流やなぁ」と真剣に感心されることも多い。極端に言えば、芸術や文化はブルジョワ特権の独占物だったのだろう。
　しかし私たち日本人は「花見」や「紅葉狩り」などを高尚な芸術文化など、持ち上げずに普通に生活に溶け込ませている。その底力、豊かさの一代表が「風呂敷」ではないだろうか。日本文化の幅の厚さを知る代表格ではないだろうか。
　改めて、風呂敷は一枚の布きれだが、日本の文化が詰まっている。
まず、その生地そのもの。日本の歴史的な繊維文明の豊かさ、感受性がとにかく一杯詰まってて、そしてその次に、実用を兼ねた使い方。結び方の色々。結び方もかなりの芸術だ。でもこれは特権芸術ではない。これはひとりひとりの芸術であり、実践する人のみが体験できるなのだ。
こんな魅力的な文化に出会えたことに日本人の誇りすら感じる。でもこれは過去先人の知恵がつまっている美意識だけではなく、今の世界のニーズが全くマッチするエコロジカルであるということは副産物的ではあるが

かなりポイントも高い。そんな日本が世界に誇れる風呂敷にこうやって出会えたことを嬉しくも、世界へそして次の世代へも高い感受性を繋いでいくお手伝いができればこれほど素晴らしいことはないと思っている。

それではまた次回☆　風呂敷専門店「むす美」　事務のヤマグチでした～☆

2013年1月 9日 13:24

二十四節気～小寒～

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おおきに～☆　　風呂敷専門店「むす美」　事務のヤマグチです☆

今回は二十四節気のお話しです★

今回ちょっと遅れ気味...　　(ごめんなさい。)

なので　今の時期(といっても１月５日頃から)は二十四節気の

第２３・１２月の節　小寒　(しょうかん)です。

陽暦だと１月５日、６日～(次の節気まで)陰暦だと十二月の節★

これから寒さも本格的になる小寒から節分までを寒の内というそうで、