こんにちは。風呂敷専門店むす美 東京の古結です。
この度、むす美のギフトラッピングのシールに、新しいラインナップが加わりました。
「この色柄、みたことがある...」という方もいらっしゃるかもしれません。
はい、ふろしきです！
実は、ふろしきの端材でできた【アップサイクルシール】なんです。
‟アップサイクルは、本来は捨てられるはずの製品に新たな価値を与えて再生することで、「創造的再利用」とも呼ばれています。デザインやアイデアによって付加価値が与えられることで、ものとしての寿命が長くなることも期待できるため、製品のアップグレードと捉えることもできます。"
アップサイクルとは？ リサイクルやリメイクとは違う(講談社SDGs)
◼️ふろしきの端材を有効活用した取り組み・【アップサイクルシール】ができるまで
当社では、ふろしきの製造過程で発生する端材や規格外となってしまった生地を、なんとか有効活用できないかと模索してきました。
「RPF」(固形燃料)イメージ
綿は「強化材」へ、ポリエステルは「再生燃料」としてリサイクルを始めています。
関連記事：【もの作りの裏側】ゴミ⇨資源「ふろしきの端」をリサイクル
また、商品作りにも活かしたいと検討する中、ふろしきのインナーバッグや、ミニトートバッグとして使える【ふろしきポケット】という商品も生まれました。※店舗でのみ不定期で販売しています。
そしてこの【アップサイクルシール】は、活用方法について長らく検討を重ね、この度ギフトラッピングのシールとして利用することになりました。
お客様に【むす美のロゴマークが入ったシール】（※写真右）か【アップサイクルシール】をお選び頂きます。
当店のお客様の反応は...
「せっかくなら、エコな方で」
「素敵な企画ですね」
「かわいい！」
「ギフトを渡した方にもふろしきの端材だと言っておきますね！」
など、うれしいお言葉を頂いています。※実店舗のみの取り扱いとなります。
ぜひ京都店・東京店でギフトをお求めの際は、【アップサイクルシール】をご指定ください♪
◼️オリジナルふろしき作りにも【アップサイクルシール】の広がる可能性
【アップサイクルシール】に「お名前シール」のような強度を持たせて、お洗濯しても剥がれにくい仕様にすることで、オリジナルふろしき作りのワークショップも実施しました。
※店舗のラッピング用のシールは、粘着力やシールのサイズなど、イベント用とは仕様が異なります。
下の写真は、3331アーツ千代田で開催された、むす美初の単独イベント「ふろしき SDGs LIFE」や、東京・立川のGREEN SPRINGSにある「SUPER PAPER MARKET」内でお客様がつくられたオリジナルふろしきです。
お子様から大人の方まで、個性豊かで、生き生きとした作品ですね！
アップサイクルシールを通して誕生した「ギフトラッピング用のシール」と「オリジナルふろしき作り」、どちらも共通して、お客様が笑顔で前向きな気持ちで選んで下さっている姿がとても印象的です。
これからもお客様に楽しくご参加頂ける、SDGsに貢献する活動に取り組んでまいります。
今後の取り組みについては、ブログ等でご案内しますのでどうぞお楽しみに！
風呂敷専門店むす美 東京店の古結でした。
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